女性のライフステージを応援する株式会社テノ.サポートがリリースしました、保育施設・保護者さま双方の課題を解決するプラットフォームサイト「保活アシスト(https://hokatsuassist.com/)」が、2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
 「保活アシスト」は、【保活の情報収集時間を減らしてご家族の笑顔の時間を増やしたい】という想いから、使いやすさを追求しディレクション・デザイン設計に取り組み、その内容を評価いただきました。当社では今回の受賞を契機に保活アシストの更なるエリア拡大を図るとともに、ブランドイメージの向上に務めてまいります。

受賞ページ

https://www.g-mark.org/award/describe/54396?token=rlQvbTB6JR

グッドデザイン賞とは

 1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/

保活アシストの特徴

 保護者さまと預かり施設とをつなぐ「場」(プラットフォームサイト)です。保護者さまのユーザビリティを第一に、サイトの設計を行いました。

主な機能

(1)地図検索

自宅〜職場までの保育園をマップで確認できます。

(2)空き状況検索

対象の歳児で空き状況を絞り込み検索することができるため、年度途中の入園が可能かどうか目途を立てることができます。

(3)カテゴリー検索

「夜間保育」や「延長保育」など、保護者さまの働き方に合わせて項目を絞り込み検索することができます。

また、保育施設・保護者さま双方がユーザー登録されている場合、メッセージのやり取りが可能となります。
更に、保護者さま側のユーザー登録機能について、お気に入り登録機能や地域情報が届くメルマガなど、ユーザー登録にてさらに保活が楽になる仕様となっております。

保活アシストを通じて実現したいこと

 テノ.グループは、「女性のライフステージを応援します」という企業理念のもと1999年より事業を展開して参りました。設立当初から比較すると、日本における待機児童問題が解消傾向など、女性が働きやすい環境がつくられてきているかと思いますが、2021年3月、世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)が算出している各国の男女格差を測るグローバルジェンダーギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)において、日本の総合スコアは0.656、順位は156か国中120位という先進国の中で最低レベルの結果に終わりました。

 本質的にジェンダー平等を実現するために、女性の抱える「不(負)」を解消していきたいと考えた際に、様々な課題の中から「保活」に着目いたしました。
 待機児童解消の背景には、保護者さまの膨大な時間と労力が必要となっています。保活も無償の育児にあたると考え、「女性は苦労しなければ社会復帰できない」という常識を変えることで、SDGsターゲット5.4に貢献して参ります。

 ターゲット
 5.4 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提、ならびに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
 ※指標 5.4.1 無償の家事・ケア労働に費やす時間の割合(性別、年齢、場 所別)